工藤浩司オピニオン 公式ブログ


世界を飛び回る日本人   工藤浩司のオピニオン  
by kudo_koji_blog
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
カテゴリ
《プロフィール&連絡先》
《連絡・相談・質問》

dgdfk247 @ ybb.ne.jp まで。

≪PROFILE≫
工藤 浩司 (くどう こうじ)
1971年青森県十和田市生まれ。

<応援ホームページ>
トータル・ケア・カウンセリング
http://stresscare.exblog.jp/
フォロー中のブログ
検索
ライフログ
以前の記事
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

<   2010年 09月 ( 1 )   > この月の画像一覧


二極化現象を考える

ここ数年、雇用形態が二極化してきているようだ。

二極化とは雇用される人間たちが、一方では経歴・実力ともに備わった人間たちであり、もう一方では、新卒の人々も含めた経歴・実力がまだ備わっていない人たちの二つに分かれ、その間の人間たちが少なくなっていくことだと考えている。

経歴・実力が備わった人間たちは、企業で重宝される。即戦力で使える人材になるし、トレーニングなどする必要もない。そういう人種は、数年、会社にいればそれでいい。また、別の場所を求めていく。そして、新規の場所ではさらによい待遇で、雇用されることになる。

アグレッシブ(積極的)な会社では、新卒の学生を採用しないようになってきた。それは、トレーニングに時間と費用がかかるからである。そして、長期雇用が約束されないような社会になってきたので、新卒の人間を1~2年かけて育てたところで、転職しないとは限らない。

だから、新卒の学生を雇用する企業が少なくなってきているのだ。

新卒の学生のことを考えてみると、機会がないから、雇用されない。雇用されないから、実力や経歴が伴わない。ゆえに、企業からは魅力のない人間だと見られてしまうことになる。

これは問題ではないだろうか。

新卒の学生が育たない企業風土は、雇用の弾力性がなく、長期にわたって、拡大し、繁栄していくことはできなくなるのではないだろうか。一部の人間だけが、実力をつけて雇用市場を寡占していくような社会は、理想の社会ではない。チャンスは誰にでもあるべきだからだ。

日本は、「勝負」がテーマとされて、「勝ち組」だとかいう人たちが、もてはやされるような社会になってしまった。一方で、チャンスがない社会になってきた。新卒の人間たち、経験や実力がまだ備わっていない人間たちを受け入れる土台を国は推進すべきだと思う。
[PR]

by kudo_koji_blog | 2010-09-26 02:52 | 社会