工藤浩司オピニオン 公式ブログ


世界を飛び回る日本人   工藤浩司のオピニオン  
by kudo_koji_blog
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≪PROFILE≫
工藤 浩司 (くどう こうじ)
1971年青森県十和田市生まれ。

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<   2006年 07月 ( 3 )   > この月の画像一覧


知性があるとはどういうことか?

先日、イギリス人の友人と1年ぶりに会った。一緒に食事をし、その後、彼の家に行った。彼の家に行って、すぐに言われた言葉。「なにか、DVDでも見るかい?」。その誘いにのって、いくつかDVDを見ることになった。私は映画が嫌いではないので、別に良かったのだが、どこか驚きを隠せなかった。1時間ほど映画を見て、私はイギリス人の友人の家から、予定より早く帰ることになったのは言うまでもない。

私は驚いた。大人の二人が1年も出会っていない。それなのに、やることがDVDを見ることだけだとは。そういえば、食事中もこちらのほうが主導権を握って話をしてしまっていた。

相手と会話が弾まないわけではない。彼は人が良いし、性格も良い。会話をしようとすればできる。だが、何かが違う。

知性のある人間とはいくらでも話ができる。相手から学ぶものも多いし、新しい発見もある。くだらない話もできるし、国際政治の話もできる。こちらが自分の目標の話をすれば、本気になって聞いてくる。知性のある人間と話をすれば時間の感覚がなくなってくる。気がついたら10時間話してしまったということもめずらしくはない。

後日、私は自分の親友に聞いてみた。「知性があるっていうのはどういうことだい?」彼はこう応えた。「自分が何を話すのか、いつ話すのか、誰に話すのか、分かっているということだよ」と彼は言った。

なかなか深い意味のある考えだと思う。机に座って、言葉で話しあうことが知性ではない。私的に言えば、相手があなたから学びたいと常に思っていなければならない。相手の話の本意を常に考えて、あなたは必要であれば批判していかなければならない。あなたは相手から尊敬を勝ち取らなければならない。常に、挑戦が付きまとう。それが私流の知性の定義だ。
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by kudo_koji_blog | 2006-07-04 22:20 | 社会

自然でいることの大切さ

先日、ステロイドを使ったことのある人の話を聞いた。はじめに彼はトレーニングをしていて、プロティンに手を出した。そして、アミノ酸、クレアチンを使い出した。最後にはステロイドを使用したという。数年後、彼の脇の下がたまたま調子が悪いと、医者に見てもらったら、野球ボールほどの腫瘍が出来ていた。すぐに、手術をして取り出し、ステロイド使用をやめさせられたという。彼は今は身体はまだ大きいように見えるが、通常のトレーニングをしている人よりも、力はないだろう。

あの小さな島キプロスでも、何人か、ステロイドの使用で、死んでしまった人たちの話を聞いた。あの小さな島でステロイドを使う必要はないのではないか、と思ってしまうが、ジムのオーナーに聞けば、何人か使用している人がいるという。

キプロスで健康な人はジムなど行かない。朝起きて、釣りをして、日が昇る前に海で泳ぐ。その後、昼ねをして、夕方日が沈むころにまた泳ぐ。食事は外でモンガル(バーベキュー)をして肉や野菜をバリバリ食べる。それが彼らの健康法である。

ステロイドに関してはどんな選手もやる必要はないし、やってはいけないと考える。なぜなら副作用が大きすぎるからだ。男性機能の低下、性欲低下、精神不安定、などあげればきりがない。日本では30代のボディビルダーが突如として亡くなったり、殺人を犯したりする例まである。

あの映画俳優アーノルド・シュワルツェネッガーも選手生活引退後、ステロイド使用を認めたが、彼が使用していた頃のステロイドの効果は現在のものと比べ物にならないほど弱いという。彼が心臓に問題があり、手術したりしたのはそれと無関係ではあるまい。

ステロイドに関してはステロイド使用可の種目とステロイド不可のものを区別するか、完全に販売、購入を法的に禁止してしまったほうがよい。短期的に運動能力を高めたところで、数年と続かないのであれば、何の意味もないだろう。人間が持つ可能性を自然に伸ばすことのほうが大切だろう。
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by kudo_koji_blog | 2006-07-03 08:33 | 社会

徹底した個人主義を貫く男

「明日はお前の身体が穴だらけになるぞ」とマフィアのドンに言われて、「お前こそ、明日は爆弾で自分が吹っ飛んで、どれが自分の身体がどれかわからなくなるぞ」と脅したという男にであった。脅しあいの後、そのマフィアのドンからは「I like you. (お前が好きだ)」といわれたという。

弁護士である彼の事務所に入ると、ちょっとした図書館ぐらいの数の本に囲まれながら、大きな身体を揺さぶるように座っていた。トルコ語で書かれたトロフィーのようなものがあるから、それは何かたずねると、「それは弁護士・オブ・ザ・イヤー」だという。似たようなものがオフィスにはごろごろしているので、訪ねるのは止めた。彼にとってはそういうものはあまり大きな価値を持たないのかもしれない。

話をすればするほど面白い男だ。今まで何をしてきたのか、まったく検討もつかない。マフィアを相手にしただの、中東で裁判をしただの、ヨーロッパ人権裁判所で弁護しただの、面白い話は尽きない。

あるとき、彼をどなりつけた人間がいた。彼はすかさず、「誰であろうと、僕にそんな口は利かせない。お前は自分を何様だと思っているんだ?」と。相手が政治家だろうが、自分の上司だろうが、構わない。彼にとっては敬意はとても大切なものだ。

彼について、ひとつだけ確かなのは、絶対敵に回したくないということだけだ。彼は、私よりも歳がふた周りも違うだろうに、私に気を使っていつも飲み物を買ったりする。どこまでも私を友人として扱おうとする。自分の力などいちいちみせびらかさない。徹底した個人主義者。そういう表現がぴったりの男だ。やっていることも分野も違うが、こんな男になれるのなら、なってみたいな、と思う。
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by kudo_koji_blog | 2006-07-01 00:04 | 人生