工藤浩司オピニオン 公式ブログ


世界を飛び回る日本人   工藤浩司のオピニオン  
by kudo_koji_blog
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
カテゴリ
《プロフィール&連絡先》
《連絡・相談・質問》

dgdfk247 @ ybb.ne.jp まで。

≪PROFILE≫
工藤 浩司 (くどう こうじ)
1971年青森県十和田市生まれ。

<応援ホームページ>
トータル・ケア・カウンセリング
http://stresscare.exblog.jp/
フォロー中のブログ
検索
ライフログ
以前の記事
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

<   2006年 05月 ( 2 )   > この月の画像一覧


大学を去ることを生徒に告げた時・・・

私が今学期で辞めるということを始めて生徒に言うチャンスがやってきた。憲法が後期の授業の最後だ。それを生徒に伝えたとき、「NOOOOOOOH! (えーーーーっ) 」という生徒の声が教室に響きわたった。「何で辞めるの?」「何が問題なの?」「問題が解決したらいてくれるの?」「学長に文句を言いに行こう!」という声が続いた。

理由を聞きたいなら、個別にオフィスに来なさいと言ったら、全員がやってきた。5~6人しか入らないようなオフィスに20人近くがやってきた。ガヤガヤした中で、私がその理由を述べると、生徒は「理由は分かったけど、ドクター・コージが辞めるという事実は納得しない。僕らは僕らで大学に苦情を言います」ということになった。

その後生徒のゆくえはどうなったかは分からないが、私が辞めるということが、これほどまでに反響があるとは思っていなかったので、うれしい気持ちと皆に悪いという気持ちでいっぱいになった。なぜなら、彼らに罪はないからだ。

一番反響があったのは大学1年生のようだった。考えてみれば、入学して初めて受けた授業が私の授業で、1年間を通してずっと教わってきたのだから、その思いはひときわ強かったのかもしれない。

教えるということは生徒の面倒を一生みることではない。だから、お別れのときがきて、当然だと思う。この1年で、教えられるだけのことを教えたつもりだが、満足はしていない。短い出会いのなかで、教える中身や方法論にできるだけ大きなインパクトがあるべきだとは考えている。どれだけのことをできて、どれだけのことができなかったのか、それをじっくり考えたいと思う。
[PR]

by kudo_koji_blog | 2006-05-22 23:32 | 北キプロス紀行

1日絶対外に出てはいけない日・・・キプロスに外出禁止令!

「4月30日(日)はcurfew(外出禁止令)があって家の外に出てはいけないのです」と隣人から聞いた。「政府が住民の人数を数えるために朝から夕方の6時まで外には出られません」という理由だった。「まさかそんなはずは・・・」と思っていたが、当日、外をのぞいてみた。一切人はいない。車もいない。これが、外出禁止令だった。

北キプロスは小さな島の一部だ。政府が本気になれば、1日で全員を数え上げられるのかもしれない。誰もいないその日、外に出ると、逮捕でもされるのだろうか。

普段は交通のはげしい通りから一切の騒音が消えた。不安になりながら、1日を過ごした。

結局、誰もこないまま、一日が過ぎることになった。「来ると言って来ない」「やるといってやらない」・・・北キプロスの行政のレベルはそのようなレベルである。

発見したのは北キプロスにはfreedomがないということだ。Freedom とはfree from government というのが現代の考え方だ。その一日、政府のくだらない理由から、私の自由は制限されることになった。自由とは縛られないという意味だと考えれば、私の自由はまったく剥奪されたことになる。
[PR]

by kudo_koji_blog | 2006-05-02 20:27 | 北キプロス紀行