工藤浩司オピニオン 公式ブログ


世界を飛び回る日本人   工藤浩司のオピニオン  
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工藤 浩司 (くどう こうじ)
1971年青森県十和田市生まれ。

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有言実行と無言実行~亀田大毅選手を考える。

10月18日、亀田大毅選手は内藤大助選手とボクシングの試合をして、反則技を多用し、減点を食らい、負けた。そして、その行為がもとで、ボクシング協会からは1年間の試合出場停止となった。

亀田選手は先日の記者会見では坊主頭にして、うなだれて、謝罪の言葉すら出てこなかったという状況だった。世間は「ざまあみろ」といわんばかりの反応をしているようだ。

私が、この事件自体をどうこう分析するつもりはない。むしろ、意図的な反則技を使ったプロ選手に対しての制裁としては当然なのだとすら思う。

だが、私にとっては、この事件はそれだけにとどまらない。「有言」に対する社会制裁の側面もあると思っている。この点について、有言実行と無言実行という視点から考えてみたい。

日本は有言実行を嫌う社会だ。誰かが、「~をやりたい」「~に将来なってみたい」などというと、批判をする。あるいは、余計なことに「~は無理だ」とか「~なんてやめたほうがいい」などというアドヴァイスまでする人もいる。

だが、それでいいのだろうか。

今回の亀田選手はある意味で、有言した。「勝てなかったら腹を切る」と。そして、負けた。つまり、有言不実行になってしまった。だから、世間は攻め立てる。

実は私も昔は(実行したかどうかは定かではないが)、有言タイプだった。よく皆に自分の夢を語っていた。だが、いつしかそれをしなくなった。なぜなら、まだ挑戦もしていないのに、それに対して「無理」だという予測が来るし、失敗すればさらに冷たい目線が待っている。

いつしか、私は事後報告タイプに変わってしまった。つまり、目標は自分の中にしまっておき、成就してから、人に報告する。人に相談することなどなくなってしまった。

ある意味で、ちょっと寂しい気もする。なぜなら、自分の夢を語る相手が少なくなってしまったからだ。有言が実行になるかどうかをかかわらず、語りあえる相手はとても貴重な存在なのだ。だから、海外で、大きな大風呂敷を広げてがんばっている人間などと話が、合ったりするものだ。

亀田選手の問題は何だったろうか。「有言」?それは違う。あれはパフォーマンスとして受け取っておこう。問題はリングでの反則だろう。

世間は彼を攻め立てるが、その矛先をしっかりと定めようではないか。自分が夢を語れない社会ほど、面白くもないものはない。

そして、亀田選手が本当に大風呂敷を広げる器だとするならば、また、マスコミの前に大風呂敷を広げてみてもいいだろう。
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by kudo_koji_blog | 2007-10-21 21:35